AndroidでIPアドレスを手軽に隠すなら、VPNアプリです。接続すると、すべてのアプリとサイトに見えるのは、あなたのアドレスではなくVPNサーバーのアドレスになります。Tor Browserはそのブラウザで開いたページについて、プロキシは使うように設定したアプリについて隠します。前後でIPアドレスを確認すると、変化がわかります。
IPアドレスから何がわかる?
IPアドレスは、インターネット上であなたの接続が使う住所です。返事を送るのに必要なので、アクセスしたサイトやアプリにはすべて見えます。どのプロバイダのものか、おおよその地域は誰でも調べられ、サイトはクッキーと組み合わせて、別々に見える訪問を結びつけます。ただし、IPアドレスだけで名前や住所がわかることはありません。
AndroidでIPアドレスを隠す方法
| 隠せる相手 | 通信の暗号化 | 知っておきたいこと | |
|---|---|---|---|
| VPNアプリ | すべてのアプリとサイト | する(VPNサーバーまで) | DNSの問い合わせとWebRTCも対象 |
| Tor Browser | そのブラウザで開いたサイト | する(Torネットワーク内) | 遅めで、ほかのアプリはあなたのアドレスのまま |
| プロキシ | 使うように設定したアプリ | たいていしない | ほかのアプリはあなたのアドレスのまま |
| ネットワークを変える | 誰からも隠せない | しない | 別の自分のアドレスになるだけで、隠れるわけではない |
このガイドでは、ここから先はVPNを使います。スマホ全体を一度にカバーできる方法だからです。2つの違いはVPNとプロキシの違いで詳しく比べています。
VPNでIPアドレスを隠す手順
- Google PlayからVPNアプリをインストールします。PryVPNはAndroid 8.0以降のスマホとタブレットで使えます。
- アプリを開き、Googleアカウント、またはメールアドレスとパスワードで登録します。
- 接続をタップし、Androidに聞かれたらVPN接続を許可します。ステータスバーに鍵のアイコンが表示されます。
- ブラウザでIPアドレス確認を開きます。VPNサーバーのアドレスが表示されていれば完了です。
特定の国からアクセスしたいときは、ロケーションで都市を選びます。何が変わるかはAndroidで国を変更する方法で説明しています。設定の流れはAndroidでのVPNの使い方で詳しく紹介しています。
Galaxy、Xiaomiなど、ほかのAndroidでも使える?
使えます。VPNアプリはAndroidに組み込まれたVPNの仕組みを使うので、Galaxy、Xiaomi、Pixel、Motorolaなどのメーカーでも、スマホでもタブレットでも同じように動きます。上の手順はどの機種でも同じです。メーカーによって違うのは、Android本体のVPN設定までのたどり方だけです。
IPアドレスは無料で隠せる?
隠せます。Tor Browserは無料で、無料のVPNもあります。ただ、無料のサービスもサーバーの費用はどこかでまかなっているので、信頼する前に仕組みを確かめましょう。アクティビティログがないこと、通信に広告を入れないこと、保存するものを一覧で示していることが目安です。PryVPNは無料でカード登録も不要で、保存しているものをすべて公開しています。比べるときは無料VPNで確かめたい10のことが役立ちます。
本当のIPアドレスを漏らさないために
- WebRTC:端末全体を対象にするVPNなら対象になります。IPアドレス確認のテストで、ブラウザが何を明かしているかわかります。
- IPv6:PryVPNでは、保護タブのIPv6リーク保護がIPv6をトンネルの中に収めます。
- トンネルがない瞬間:Androidの「常時接続VPN」と「VPNなしの接続をブロック」をオンにすると、VPNが戻るまでアプリは通信しません。キルスイッチをご覧ください。
- 除外したアプリは、スプリットトンネリングで選んだとおり、あなた自身のアドレスを使います。
アプリのリークテストは、公開IP、DNSサーバー、IPv6を数秒で確認します。それぞれの内容はVPNのリーク(漏れ)のガイドで説明しています。
IPアドレスを隠せば、サイトにはあなたのアドレスが見えず、ネットワークには閲覧先が見えません。ログインしているサイトにはあなたのアカウントだとわかるので、ブラウザのプライベートモードと組み合わせましょう。VPNでのプライベートブラウジングをご覧ください。
まとめ
- VPNなら、スマホのすべてのアプリとサイトからIPアドレスを隠せます。
- Tor Browserとプロキシが対象にするのは、それぞれの通信だけです。
- Galaxy、Xiaomi、PixelなどほかのAndroidでも同じように使えます。
- 前後でIPアドレスを確認し、リークテストを一度実行しましょう。